第二次世界大戦が起こる直前のドイツは、ヒトラーの天才的な経済政策で景気が良く、人手不足でした。その一方のポーランドの政府は無能で、失業者があふれていました。そこで多くのポーランド人がドイツ政府発行のビザを得てドイツに出稼ぎに行っていました。この中にはポーランド国籍のユダヤ人も大勢混じっていました。
その後ドイツ政府はユダヤ人を追放することに決め、外国籍のユダヤ人のビザを取り消しました。ポーランド国籍のユダヤ人はポーランドに帰るしかありません。ところがユダヤ人が再入国することを嫌がったポーランド政府は、ドイツとの国境の検問所を閉鎖してしまって、ユダヤ系国民の再入国手続きができないようにしたのです。
第一次世界大戦が終わるまで、ポーランドという国家は存在しませんでした。そのためにポーランド人は国家がどういうものか分かっておらず、「国家の品格」というようなことを考えてもいなかったに違いありません。そうでもなければ、このような愚かなことをできません。ユダヤ人たちはポーランドに帰ることができず、自動的にドイツに不法滞在していることになり、捕まってしまいました。
その後ドイツはポーランドに侵入し、あっという間に占領しました。当時のポーランドには350万人のユダヤ人が住んでいて、全員が追放の対象でした。ドイツ軍は、国外追放するまでの短いあいだ留置する場所としてポーランド国内に収容所を建設しました。ここにはユダヤ人だけでなく、ポーランド人やドイツ人の犯罪者と各国の戦争捕虜も収容されていました。
ところがユダヤ人を引き取っても良いという国は現れませんでした。またポーランド人はユダヤ人が大嫌いなので、隠れていたユダヤ人を探し出してドイツ軍に引き渡しました。そのために収容所がユダヤ人であふれてきたので、仕方なくガス室に押し込んで殺すことにしたのです。ポーランド人やドイツ人の犯罪者もガス室に送られて殺されました。
アウシュビッツなどの収容所は今でも保存され、色々な説明がされています。アウシュビッツは多数のユダヤ人が殺されたことで有名ですが、ここを管理しているポーランド政府は、ユダヤ人が殺されたことを説明しておらず、ポーランド人が殺されたことのみを説明文に書いています。
以下はひと続きのシリーズです。
1月12日 戦後になって、アメリカはユダヤをえこひいきするようになった
1月13日 戦後、アメリカでユダヤ系の政治勢力が大幅に増大した
1月14日 アメリカのユダヤ人は、ロビー活動と政治資金で政治家を操っている
1月15日 アメリカ最大の政治勢力であるキリスト教福音派が、ユダヤ系と同盟した
1月16日 ユダヤ教とキリスト教の違いは、イエスを救済者と認めるか否か
1月18日 神様は、自分の力を見せつけるためにヨブを痛めつけた
1月19日 ヤハウェの神は、自分が全能であることを全世界に広めようとしている
1月21日 19世紀に多くのユダヤ人がロシアから逃げ出してアメリカに渡った
1月23日 ユダヤ人の社会主義者が、百年前からアメリカにたくさんいた
1月24日 ユダヤ人学者がアメリカの科学技術のレベルを上げた
1月27日 ユダヤ人は、最初は現地の人に歓迎されるがやがて嫌われる
1月28日 ポーランド政府は、ユダヤ系の自国民を見殺しにした
1月29日 第二次大戦後に、ポーランド人はユダヤ人を大虐殺した
2月2日 天変地異や核戦争でものすごい数の人類が死ぬ、と聖書は予言している
2月3日 アメリカは、聖書の予言を実現させるためにイスラエルを支援している
2月5日 イギリス国王は中途半端な宗派を強制し、プロテスタントを弾圧した
2月6日 メイフラワー号でやってきたピューリタンは、無許可で移住した
2月7日 初期には、本気で信仰を守るために移住してきた者も多かった
2月8日 大覚醒運動が起きたために、今でもアメリカではキリスト教が強い
2月9日 18世紀のアメリカでは、ちゃんとした信仰を持っていなければ劣等感にさいなまれた
2月10日 植民地時代のアメリカでは、社会的に活躍するにもちゃんとした信仰を持つ必要があった
2月11日 アメリカの州立教会の牧師は、難しい説教を長時間した
2月14日 巨大な教会(メガ・チャーチ)が続々と誕生している
2月16日 アメリカのキリスト教は、自己啓発産業になりつつある
2月25日 アメリカはプロテスタントの信仰によって老化が進んでいる