トランプ大統領になってからアメリカの支那潰しが始まったので、トランプ政権の性格からこの政策が生まれたと思っている人も多いようです。しかし実際は、アメリカの世論全体が支那潰しをトランプ大統領に要求しています。
このことは、普段はトランプさんの悪口をもっぱら書いている新聞やテレビも、支那を激しく非難していることから分かります。従来は支那に優しかった民主党も、支那に厳しくなっています。連邦議会などは、トランプさん以上に支那に厳しい態度をとるようになりました。
もともとアメリカは、支那にいた宣教師の非常に偏向した考え方にミスリードされて、伝統的に支那びいきでした。しかし支那人の実態が少しずつアメリカ人にも分かるようになってきたのです。
その反支那の気分を抑えていたのが、クリントン夫妻やオバマ前大統領のような民主党の大幹部だったのです。クリントン夫妻は、クリントン財団という表向き慈善目的の団体を作っていたのですが、その収入の1割程度しか慈善に支出せず、残りはポケットに入れていました。
支那政府は、クリントン財団に巨額の献金をしていました。夫のビル・クリントンがアーカンソー州知事の時代からのことなので、40年以上にわたり支那は、クリントン夫妻を買収し続けていたわけです。
オバマ前大統領の国務長官だったヒラリー・クリントンは、機密の漏れやすい私的メールを公務に使ってはならないという法律に違反して、公務の連絡に私用メールを使っていました。それは、彼女がアメリカの国益に反して支那の便宜を図っていたことを、政府に知られないようにするためでした。
2016年の大統領選挙の時に、彼女に対立した候補が不正使用問題を取り上げて騒いだのはこういう理由からです。もしも彼女が2016年の大統領選挙で当選したら、アメリカ史上最大の疑獄事件になったでしょう。トランプ大統領は今の所この問題を取り上げていません。民主党をやっつける一番良いタイミングに、この問題を表ざたにするつもりなのではないでしょうか。
以下はひと続きのシリーズです。
4月9日 支那の国有企業が民営化すれば、共産党政権が崩壊し、伝統文化が傷つく
4月11日 支那の伝統を破壊するまでは、アメリカの目的は達せられない
4月12日 アメリカのスーパー301条は、邪悪な者には自由を認めない、という法律
4月15日 支那との付き合いが短い国が、支那の危険性に目覚めている
4月17日 支那の皇帝陛下は、日本の天皇陛下に手紙を出せない
4月18日 江戸時代の日本人は、支那を「聖人の国」だ、と誤解した
4月23日 支那は、自国民も外国人も守ろうとせず、略奪をする
4月26日 大アジア主義は、江戸時代の社会体制を前提として考え出された
5月1日 外務大臣が、英米のFreedomの原則を理解していなかった
5月3日 金解禁によって日本は恐慌になり、国民は政党を信用しなくなった
5月6日 満州事変以後、軍人たちは中央の言うことを聞かなくなった
5月7日 元老、重臣、財閥、官僚、政党政治家は、みんな悪党だ
5月8日 軍人が行ったテロから、日本人は「赤穂浪士の討ち入り」を連想した
5月11日 軍人は、大アジア主義の発想から、支那本土で軍事作戦を行った
5月12日 日本軍が支那本土で軍事作戦をしたために、アメリカとの関係が悪化した