朝鮮の事大主義というのは、単に支那の皇帝に政治的に忖度をする、というだけの意味ではありません。莫大な貢物を捧げる、ということでもあります。
李氏朝鮮は、毎年清に対して、黄金100両・白銀1000両・朝鮮人美女・牛・馬・豚など各々3000などの20余種を毎年献上していました。朝鮮人美女は牛・馬・豚などと同列の家畜として扱われていますが、その数は毎年3000人でした。彼女らは支那の皇帝や高官の性奴隷になっていたのです。
朝鮮が経済的に豊かになればなるほど、支那に多額の貢物を捧げなければなりません。では、支那への貢物の額を少なくするにはどうしたら良いでしょう? 朝鮮の官僚たちが考え出した回答が、「国が貧しくなれば貢物を減らせる!!」ということでした。
私は、最初はこの話を信じられませんでした。ところが、済州島出身で拓殖大学教授の呉善花教授が言うのだから、間違いなさそうです。李氏朝鮮の政府は、車を使うことを禁止しました。一頭の馬に車を曳かせれば、1.5トンの貨物の輸送が可能です。しかし、人間はせいぜい30キロの荷物しか、背負うことができません。朝鮮政府は物流を制限することで、自国を貧しくすることにしたのです。
北朝鮮は李氏朝鮮の政治体制をそのまま受け継いだ「金氏朝鮮」です。だから自国貧乏化政策を受け継いでいても不思議はありません。北朝鮮のGDPは1.8兆円で人口57万人の鳥取県と同じレベルです。北朝鮮はどうしたらそこまで貧しくなれるのかと不思議でしたが、車禁止令の話を聞いて何となく納得しました。
朝鮮民族の実態があるのかどうか怪しいですが、朝鮮人は4300年前に立派な民族王朝があったと主張しています。朝鮮が独自に生み出したものなどキムチぐらいしかないのに、世界中の価値あるものはすべて朝鮮人が作り出したのだと、主張しています。
朝鮮人の言っていることのほとんどがウソだということを、朝鮮人自身も分かっているのでしょう。しかし、それが事実だと主張し続けているのです。
事実を認めようとしない相手と、どうして話し合いによって問題を解決できるのでしょう。朝鮮にFreedomや誠の考え方がないという問題以前に、事実を認めないという性格が大きな問題だと私は思います。やはり日本は朝鮮を相手にすべきではないのです。
日本は明治以来、朝鮮の近代化に多大の努力をしてきました。その理由の一つは、「日本人と朝鮮人は同じで、民族による違いはない」という大乗仏教の発想から来た大アジア主義に日本人が惑わされたからです。
もう一つは地政学上のリスクです。朝鮮半島の南端にロシアや支那などの強国によって軍事基地が作られたら、日本の安全保障が危うくなる、ということです。
確かに軍艦や大砲で戦う日露戦争ぐらいまでは、地政学上のリスクは決定的だったでしょう。しかしミサイル・空母やサイバー戦が主体の現代では、朝鮮の地政学的重要性は減っているのではないでしょうか。
アメリカは、南朝鮮の地政学的なメリットにこだわらずに、最終的には南朝鮮を放棄しても良いと考えているようです。
以下はひと続きのシリーズです。
9月24日 自分が正しいと思っているから、アメリカは戦争ばかりする
9月26日 南部は、北部の文化の押し売りを嫌がって、南北戦争を起こした
9月29日 アメリカ人の、「自分は正しい」という発想は根強い
10月13日 トランプは、共和党の中のネオコンと戦って大統領になった
10月15日 トランプは、「メリー・クリスマス」にこだわった
10月17日 トランプの「アメリカ・ファースト」はFreedom
10月22日 ユダヤ人のほとんどは、アメリカとイスラエルに住んでいる
10月24日 第二次大戦後にアメリカはイスラエルを特別扱いし始めた
10月27日 「聖書の予言は必ず実現する」とアメリカの福音派は思った
10月29日 8000万人のアメリカ人が最後の審判を信じている