支那は、科学技術面・軍事面・経済面のどれをとってみてもアメリカよりはるかに劣っています。また支那人は、伝統的に国家に奉仕する気持ちを持っていません。しかしその一方で、支那は独裁国家です。
独裁国家は、持てる資源を一点に集中することができます。技術的レベルの低い支那が、宇宙軍事面や国民を監視するために開発した顔認証システムで急速な進歩を遂げているのは、この資源の一点集中のためです。
さらに支那には、とんでもなく非常識な対抗手段があります。それは自国のものすごい数の国民を人質にとる方法です。かつてアメリカ軍は、支那に攻め込んで戦争をしたらどうなるかをシミュレーションしたことがありました。結論は、アメリカ軍は支那軍に勝てない、というものでした。
毛沢東は、『持久戦論』という論文を書いて支那軍の戦い方を説きました。それは敵を自国に攻め込ませ、それに対してゲリラ戦で対抗するというものです。敵の正規軍は精強なので、数十倍のろくに装備も訓練もない支那のゲリラを簡単に皆殺しできるでしょう。
それでもいいと毛沢東は言うのです。敵の軍隊は戦闘をするというよりも、支那人を屠殺してまわるわけです。このようなことをしていくうちに、アメリカ軍の将校も兵隊も精神的にまいってしまいます。よほどの精神異常者でもない限り、支那人以外の文明国の国民は無意味に人殺しを続けることはできません。しかし支那人は歴史的に、国民を消耗品と考えて戦ってきました。1800年前の内乱では、人口が5千万人から七百万人に減るまで内戦を止めようとはしませんでした。
アメリカ軍は東京大空襲をやり広島と長崎に原爆を落としましたが、そのやり方が日本人に通用すると分かっていたからです。このようなことをされれば、天皇陛下をはじめとする為政者たちは、精神的に耐えられず降伏を選ぶからです。
ところが支那の為政者は、自国民が億単位で殺されてもびくともしません。しょせんは他人であって同情に値するような者ではないのです。実際に支那の共産党幹部は、「支那人は敵に半数が殺されても、残りの半分が敵を殲滅する」と言って、アメリカの将軍を嚇かしました。支那の正規軍がアメリカ軍に戦いを挑んでも、簡単にアメリカ軍によって撃破されます。しかしアメリカ軍が支那に攻め込んでも、支那のゲリラには勝てません。
以下はひと続きのシリーズです。
4月8日 5月に、トランプ大統領と金委員長が首脳会談をすることになった
4月9日 トランプ大統領は、とりあえず習近平に北朝鮮を抑えさせようとした
4月10日 トランプ大統領は、支那を外して直接北朝鮮と交渉し、核を放棄させようとしている
4月11日 最近まで、アメリカ人は支那をかわいそうな国だと思っていた
4月13日 支那は豊かになることによって自由な社会を作る、とアメリカ人は勘違いした
4月14日 支那に買われたアメリカの政治家やマスメディアは、今後もトランプ大統領に反対し続けるだろう
4月19日 アメリカと支那の冷戦がはじまると、支那が日本に仕掛ける宣伝戦はもっと激しくなる
4月20日 今のままでは、日本は支那の宣伝戦に耐えられそうにない
4月21日 日本は明治になるまで、支那の宣伝戦を経験しなかった
4月22日 日本人も外国人も同じ人間である、と思い込む習性が日本人にはある
4月24日 大乗仏教の影響で、日本人はウソの宣伝戦に騙されやすい
4月25日 支那の宣伝戦は、「国家は悪いことをする」と考える日本人の弱点を突いてくる
4月29日 憲法の本質的な議論を60年間避け続けてきたツケを、今ごろ払っている
5月1日 北朝鮮の核開発リスクは、従来からあるリスクにもう一つ追加されただけ