1980年に、朝鮮で軍人がクーデターを起こし、全斗煥・盧泰愚の軍人大統領が続きました。その後1993年からは国民の直接選挙によって大統領が選出されるようになりましたが、それに伴って大統領選挙を意識した反日的な言動が目立つようになりました。
朝鮮が反日的になるのに、朝日新聞も一役買っています。1982年6月26日の朝刊各紙に日本の教科書検定に関する記事が掲載されました。昭和初期に関する記述で、「日本軍が華北に侵略」としていたのを、文部省が「華北へ進出」と書き直させた、という内容の記事です。これは誤報(というより意図的な捏造)なのですが、朝日新聞の記者がこの記事を南朝鮮と支那に持って行って「騒いでみたら」と入れ智恵をしたのです。このとき南朝鮮の全斗煥と支那の鄧小平は日本と仲良くしたかったのですが、両国の国内の反対派が騒いだので、二人は日本に一応文句を言ってみたのです。
そうしたら鈴木善幸総理が謝ってしまったのです。この時の官房長官だった宮沢喜一(後に総理)が鈴木総理に謝るように進言したためですが、宮沢喜一は、池田勇人総理から「通訳以外にはやらせられない」と酷評された人物です。
朝鮮人がなぜ反日なのかついて、宮脇淳子博士は、歴史学の視点から次のように説明しています。これは以前のブログでも書きました。
1、朝鮮人は、一度は心から日本人になりたかった自分たちが許せない。間違って弱い方についたということが許せない。
2、だからそういう歴史を消したい、いう衝動が今の朝鮮人を突き動かしている。
3、朝鮮人は、歴史を捏造したいのだが、日本人が歴史の捏造を許さないので、朝鮮人が逆切れしている。
日本に帰化した呉善花教授は、朝鮮文化の専門家の立場から、朝鮮人が反日になっている理由を以下のように説明しています。
1、「日本は朝鮮を過去に何回も侵略した」という独特の歴史観を朝鮮人は持っている。
2、華夷秩序の中で日本は低いランクにあり、野蛮人だと思っている。ここから伝統的な侮日観が出てくる。
3、祖先が受けた被害については、子供はどこまでも恨み続け、罪を問い続けていることが祖先への孝行だ、という儒教的な道徳観がある。
4、上記1~3より、朝鮮人の反日は日韓併合そのものを問題にしているのではなく、日韓併合に至った「歴史的に野蛮で侵略的な日本人の民族的資質を」を問題にしている。
以下はひと続きのシリーズです。
11月9日 敗戦後に、手のひらを返したように、朝鮮人は反日になった
11月12日 アメリカ軍は、朝鮮人が自立できないことを知っていた
11月13日 南朝鮮は、日本に逃げてきた済州島民の引き取りを拒否した
11月14日 毛沢東は、自分に反抗的な軍人を始末するために、朝鮮戦争に参戦した
11月15日 朝鮮戦争当時の指導者は、個人的な利益のために戦争をした
11月16日 アメリカの支配者は、朝鮮戦争に勝つことを望んでいなかった
11月19日 なぜ朝鮮人は反日なのか、専門家の意見を紹介する
11月21日 実務を行っていた「親日派」を弾圧するわけにはいかなかった
11月22日 軍人政権時代は、南朝鮮の独立は自らが勝ち取ったものではない、と分かっていた
11月23日 為政者を選挙で選んだからといって、先進国になれるわけではない
11月24日 朝鮮は、民主国家になる二つの条件の両方を欠いている
11月25日 朝鮮人は、朝鮮は世界の中心だ、と考えるようになった