朝鮮人の間には、仲間意識がありません。そこで国民に反日を浸透させて、これによって国民の結束を図ろうとしました。反日の原因は日本にあるのではなく、南朝鮮の事情によって生まれてきたのです。その火種として利用したのが、「誤って弱い方についてしまった(事大主義に反した)」という国民の感情及び「華夷秩序のなかで日本人は朝鮮人より下である」という伝統的な考え方です。
大統領が選挙で選ばれるようになってから、政府は人気取りのために反日を強化するようになりました。そして歴史を熱心に捏造し、それを国民に教えることにより、反日活動がファンタジーになってきました。
軍人政権時代には、「朝鮮人は自分たちで独立を獲得したわけではない」と本当のことを言っていましたが、文人政権になると「自らが独立を戦い取った」とウソを言うようになりました。そして「日本との外交戦」を主張するようになり、李明博大統領は、竹島に上陸して「外交戦」を実践に移しました。
朴槿恵は大統領就任当初から、反日姿勢を全開にしていましたし、文在寅はみなさんも良くご存じのような状態です。ここで再度強調しておきたいのは、朝鮮人の反日の原因は日本人が作ったものではなく、朝鮮人に内在する民族的な問題だということです。
北朝鮮も南朝鮮も懸命になって、自分たちが昔からいかに優れた民族であったのかを、歴史を捏造することまでして強調していますが、これは儒教の影響です。
朝鮮は、支那の文明を懸命に学ぶことで、支那に次ぐ文明国であるという誇りを持っていました。ところが明王朝を満州人が滅ぼして清王朝が出来るに及んで、野蛮人である満州人に仕える羽目になってしまいました。
そこで、「支那が夷狄化した以上、正統な文明を継承しているのは我が国しかない」という気持ちから、一種の朝鮮版中華思想が生まれました。これが「小中華思想」です。この結果、現実には朝鮮がいかに貧弱であっても、精神的には世界の中心であるであるという妄想に凝り固まったのです。
以下はひと続きのシリーズです。
11月9日 敗戦後に、手のひらを返したように、朝鮮人は反日になった
11月12日 アメリカ軍は、朝鮮人が自立できないことを知っていた
11月13日 南朝鮮は、日本に逃げてきた済州島民の引き取りを拒否した
11月14日 毛沢東は、自分に反抗的な軍人を始末するために、朝鮮戦争に参戦した
11月15日 朝鮮戦争当時の指導者は、個人的な利益のために戦争をした
11月16日 アメリカの支配者は、朝鮮戦争に勝つことを望んでいなかった
11月19日 なぜ朝鮮人は反日なのか、専門家の意見を紹介する
11月21日 実務を行っていた「親日派」を弾圧するわけにはいかなかった
11月22日 軍人政権時代は、南朝鮮の独立は自らが勝ち取ったものではない、と分かっていた
11月23日 為政者を選挙で選んだからといって、先進国になれるわけではない
11月24日 朝鮮は、民主国家になる二つの条件の両方を欠いている
11月25日 朝鮮人は、朝鮮は世界の中心だ、と考えるようになった