東京都武蔵野市の市長が住民投票条例を制定しようとして、その案を市議会にt提出しました。武蔵野市は例の民主党の菅首相の地元で、その直系の子分である松下玲子さんが市長をしているのです。
彼女が議会に提出した住民投票条例案は、市内に住む外国人にも日本人と同じように投票権を与えるというもので、とんでもない内容です。どのようにとんでもないのかは、後のブログで説明することにしますが、とにかく私はこれを絶対阻止しようと思いました。
私は武蔵野市の住民ではなく、隣接している地域に住んでいるのですが、そんなことは関係なく、日本人として反対運動をしました。多くの日本人も同じように考えて、この条例阻止に駆けつけました。国会議員も何人か反対の街頭演説をしていました。
私は条例に反対する武蔵野市民からなる団体に入れてもらって一緒に街頭に出て署名活動などをしました。私は市民運動などしたことがなく、最初はどうなることかと少し心配でしたが、やってみたらどうということはありませんでした。
私の話を聞いてくれる人が意外にたくさんいて、反対の請願書に署名をしてくださり、ありがたかったです。ところが私たちが反対の署名活動をしているところに、ヘルメットをかぶった賛成派が来ると、どうにもすさまじいことになりました。人に自分の意見を聞いてもらうということではなく、とにかく大声で、私たちの話を妨害しようとするだけなのです。暴力沙汰はありませんでしたが、なんとも奇妙な体験をしました。
この条例案が市議会に提出された当初は、賛成する議員の方が多く成立するのではないか、と思われていました。ところが、12月21日の市議会では、賛成11票・反対14票で条例案は否決されました。
中間派と見られていた数人の議員が反対派に回ったのです。このようなことになったのも、反対運動が大いに盛り上がり、議員たちに影響を与えたからです。反対の署名については、3万ばかり集まりました。武蔵野市の人口は約14万人ですから、2割以上です。
このような街頭活動をして、私は政治活動というのは、やったらそれなりの効果はあるな、ということを理解しました。これに自信を得て、これからもこのような活動を続けようと思いました。