朝鮮戦争当事国の指導者たちは、個人的な利益のために戦争をした

朝鮮戦争当事国の指導者たちは、個人的な利益のために戦争をした

南朝鮮の大統領の李承晩は、自身の再選を図って改憲をしようとして、朝鮮戦争のさなかに、反対派の国会議員150名を逮捕したり、暴力団を使って反対派を弾圧したりしていました。また、南朝鮮の軍隊幹部が戦争中に、軍用物資や食料を横領したため、南朝鮮軍の兵士が9万人も餓死しました。

毛沢東は、自分に反抗的な軍人を始末するために、朝鮮戦争に参戦した

毛沢東は、自分に反抗的な軍人を始末するために、朝鮮戦争に参戦した

北朝鮮の金日成が親分のスターリンに南への侵攻の許可を求めたところ、スターリンは「毛沢東がウンと言ったら侵攻しても良い」と返事をしました。何でスターリンがこんな返事をしたのかは資料がないので分からないのですが、大嫌いな毛沢東とアメリカの両方が傷つくのも悪くないと思ったようです。こうして朝鮮戦争が始まりました