慰安婦問題と自衛隊法の欠陥の根底には、大乗仏教の教義がある

安部総理が今回南朝鮮に行く決断をした本当の理由は、慰安婦合意の着実な実行を要求するためではなく、ましてや冬季オリンピックの開会式に出席するためではありません。3月18日のパラリンピック終了後に起きるかもしれない戦争に備えて、文大統領と談判するためだと、推測できます。

今回、阿部総理が南朝鮮に行く表面的な理由は、南朝鮮の招待に応じて冬季オリンピックの開会式に出席することです。ところがこれをやると、南朝鮮は、最終的不可逆的に合意したはずの慰安婦問題を再交渉することを日本が認めた、と受け取りかねません。

今度の阿部総理の南朝鮮訪問は、非常にややこしいことになっています。

ここで改めて確認すべきは、慰安婦問題も自衛隊を派遣して在留日本人を救出するために南朝鮮の了解をとる必要があるという問題も、どちらも日本が問題を作り出したということです。

慰安婦問題は、みなさんもよくご存じのように、ありもしないウソを吉田誠治という日本人がでっちあげ、それを日本の朝日新聞社が大々的に報道したのが発端です。しかもそれがウソと分かってから30年間も、朝日新聞は訂正をしませんでした。

3月18日以後に南朝鮮が戦場になれば、6万人の残留日本人が危険にさらされます。彼らを無事に帰国させるためには、自衛隊を南朝鮮に派遣して、その航空機・車両・艦船を使わなければなりません。

ところが自衛隊法の欠陥のために、自衛隊を南朝鮮に派遣するには、南朝鮮の了解が必要になります。文大統領はこの日本の弱みに付け込もうとしています。このような問題が起きてしまったのも、日本人が自衛隊法という変な法律を作ってしまったからです。

慰安婦問題と自衛隊法の欠陥問題を突き詰めて考えていくと、今の日本人が「国家は悪いことをする」、と思い込んでいることが問題の発端だ、ということに気がつきます。そしてこの思い込みの根底には、大乗仏教の考え方が横たわっています。

仏教はよく、キリスト教及びイスラム教と並んで「世界三大宗教」だと言われていますが、これにはかなりの誤解があります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする