南朝鮮には、いまだに約6万人の日本人が在留しています。南朝鮮が戦場になった時には、南朝鮮は大混乱するはずですから、日本人は自力で帰国することが難しくなるでしょう。そこで日本は、自衛隊を南朝鮮に派遣して、その航空機・車両・艦船に日本人を乗せて無事に日本に帰国させなければなりません。
3年前に自衛隊法が改正され、日本の自衛隊は海外にいる日本人を救出するための活動できることになりました。それまでは、日本人を救出するためであっても自衛隊を海外に派遣できなかったのです。
やっと自衛隊が海外に出動できるように自衛隊法が改正されたとはいえ、相手国の同意が必要だという非現実的な制約があります。例えば、ある国が急に敵に攻め込まれ政府の機能がマヒしたら、日本政府は相手国と交渉できなくなります。そうなれば自衛隊を派遣できず、在留している日本人が殺されているのを見ている他はありません。
相手国の政府機能がマヒしていなくても、その国は攻めてきた敵を撃退するのに必死で、日本政府とのんびりと交渉をしているヒマなどありません。自衛隊法はこのように欠陥だらけなのです。
文大統領は今のところ、自衛隊が邦人救出のために南朝鮮にやって来ることを認めていません。3月18日以降いつ戦争になるか分からない状況なので、阿部総理はこの問題を打開するために文大統領と談判しなければなりません。
朝鮮人は伝統的に、簡単に味方を裏切り、すぐに戦場から逃げ出します。朝鮮戦争は、北朝鮮と南朝鮮が戦争の当事者であり、支那軍とアメリカ軍は助太刀のはずでした。ところが気がついてみると、支那軍とアメリカ軍が真正面から戦っていて、朝鮮の両軍は戦場から逃げ散っていました。
アメリカ側の総大将だったマッカーサーは、戦場から逃げてきた南朝鮮の李承晩大統領を怒鳴りつけたそうです。また支那軍の司令官だった彭徳懐は、戦場から逃げてきた金日成(今の北朝鮮の金正恩の祖父)をぶん殴ったそうです。
南朝鮮とアメリカは軍事同盟を結んでいますが、文大統領はこの条約を無視してアメリカ側に立って参戦しない可能性まであります。そうなったら南朝鮮に残っている日本人は、人質にされてしまいます。