民族主義化しないとグローバル化もしない

国が近代化するとは、同じ民族だという意識を持った大集団ができたということです。そして大きくなった人口と国土を効率よく活用することで、経済的にも軍事的にも強力な国家を作ったということです。即ち、国の近代化と民族主義化は、同じことなのです。

グローバル化とは、民族主義への反省や反発から生まれたものです。つまり、一度民族主義化した国でしか、グローバル化は起きません。近代国家を作ったのは、欧米と日本だけです。だからグローバル化したのも欧米と日本です。

日本以外のアジア諸国は、「自分たちは同じ民族だ」という意識を持たなかったため、欧米の植民地主義に民族を挙げて反発することが出来ませんでした。即ち、民族主義化できなかったから近代国家も作れなかったのです。支那はその典型で、清朝末期に欧米が進出していたさ中に、軍閥たちが互いに抗争していました。

今の支那や朝鮮は、遅れて今ごろになって近代化をしようとして、そのために政府が先頭に立って民族主義教育を行っています。民族の敵が出てくると、民族が結束します。支那や朝鮮の反日教育は、このようにして出てきたものです。

南朝鮮は歴史を捏造して、「自分たち朝鮮人は昔から文明的で、立派だったのだ。イエス・キリストも孔子も朝鮮人だったのだ。我々は野蛮な日本人に産業や文字や様々な文化を教えてやったのだ」と主張しています。

南朝鮮は、「朝鮮人の国家が分裂して互いに抗争しているのは、自分たちのせいではなくアメリカ人や日本人のせいだ」と主張して、南北の統一を最優先課題にしています。そしてその実現のために、国連の決議も、アメリカとの同盟関係も、日本とかつて結んだ条約も、全て無視しています。

支那も、軍備を拡張し、先進国の技術を盗んで先端技術の分野でも世界一になり、かつての世界帝国の栄光を再興しようとしています。これによって、支那民族の優秀さを証明し、民族主義を確立しようとしています。

支那や朝鮮の動きは、民族主義の高揚によって近代化を成し遂げようとしている、という視点から見ると良く理解できます。

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