簡単に改正できる憲法がたくさんある
日本は、同盟国が攻撃されれば自分の方から助太刀に行く義務を負う、という内容の「まともな軍事同盟」を締結しなければならない状態に追い込まれてい...
日本は、同盟国が攻撃されれば自分の方から助太刀に行く義務を負う、という内容の「まともな軍事同盟」を締結しなければならない状態に追い込まれてい...
「まともな軍事同盟」を日本が締結するのに決定的な障害になっているのが、憲法第9条です。自衛のための戦争でさえろくにできないのに、助太刀に行くことなど、この憲法下で出来るはずがありません。
トランプ大統領は、朝鮮からの脅威ぐらいは日本が自分で守れるはずだ、甘ったれるな、と言っているのです。そして支那の脅威に対しては、一緒になって守ろうと持ちかけているのです。
ルネッサンス期のイタリアの思想家であるマキアベリは、傭兵制の実害を実際に経験して、『君主論』で徴兵制により自前の軍隊を持つべきだと力説しています。
自民党の憲法改正に対する態度は、不真面目です。自民党の大方針の一つが憲法改正のはずですが、結党以来64年も経っているのに未だにそれを実現していません。それは、裏では9条をアメリカとの交渉カードとして使っているからです。
自分の国を自分で守れない日本を納得させるには、アメリカが日本を守ってやらなければなりません。これが日米安保条約です。即ち憲法9条による日本の非武装と安保条約は、セットなのです。
軍事同盟というのは、仲間が攻められたら、助太刀に駆けつけるという約束です。トランプ大統領から見たら、日米安保条約は軍事同盟ではなく、いびつな傭兵契約です。
Freedomは、「正義のためには法律を犯してもやむを得ない」という考え方ですが、Freedomの訳語だと称する「自由」には、このような考え方がありません。満員電車の中で騒いで注意されて、「それはオレの自由ではないか」と反論する場合、自分のしている事が正しいと考えているわけではありません。単に外部からの圧力に反発しているだけです。
南朝鮮が戦時労働者に対する賠償を求めたり、自衛隊機にレーダー照射をしたりしたことに怒った日本政府は、「フッ化ポリイミド」「レジスト」「フッ化...
アメリカのすることを観察する時に、Freedomの視点を忘れると、おかしな結論が出てしまいます。多くの日本人が、「トランプの行動は予測不能だ」と考えるのは、Freedomを理解していないからです。