欧米では、天皇陛下が非常に尊敬されています。イギリスのエリザベス女王と天皇陛下が挨拶している動画を見ると、エリザベス女王自身が、天皇陛下の方が自分より上位だ、と思っていることが分かります。
その理由は、一つには天皇陛下はEmperorでいらっしゃいますがエリザベス女王はQueen(King)で、Emperorの方が上位だという常識があるからです。もう一つの理由は、天皇陛下が日本では神聖な存在で、そのために皇室が2000年以上続いているからです。
欧米人は、天皇陛下がどういうご存在なのかを正確には知らないでしょうが、ただの人間ではなく神のような権威と神聖さを持たれていることに気づいています。従って彼らに詳しく説明をすれば、イエス・キリストと天皇陛下の類似、及びキリスト教と神道の類似を理解するはずです。
天皇陛下は、初代天皇陛下で名君だった神武天皇の子孫です。イエス・キリストは、初代のユダヤ国王で名君だったダビデ王の子孫です。こんなところも、イエス・キリストと天皇陛下は似ています。
このように欧米キリスト教先進国に対して強烈な力がある天皇陛下は、日本にとってかけがえのないご存在です。それを廃位しようとしたり、伝統を無視して女系天皇を認めてその力を弱くしたりすることは、大変な国益の損失です。
いままで説明してきたように、キリスト教と神道は良く似ています。だから西欧キリスト教社会で生まれたFreedom(自由)考え方は、昔から誠という呼び方で日本にもあったのです。また平等に関してもキリスト教と同じような考えが昔からありました。日本がアジアで唯一近代国家を作ることができたのもこういう理由からです。
神道と天皇陛下が日本社会に果たしている役割や、誠の考え方を欧米人に分からせることによって、日本は欧米から尊敬されるようになります。そして、彼らが日本を人種や宗教の違いで差別しようとするのを、事前に防いでくれます。