助け合う仲間を同じ民族の仲間に限定しよう、という考えに戻りつつある
西欧で民族が統一国家を作った18世紀以後は、同じ言葉を話す同一民族を仲間と考えるようになり、宗派が違っていてもキリスト教徒であれば良い、ということになっていきました
西欧で民族が統一国家を作った18世紀以後は、同じ言葉を話す同一民族を仲間と考えるようになり、宗派が違っていてもキリスト教徒であれば良い、ということになっていきました
キリスト教は、仏教や儒教と違って、修業や教義の勉強が必要だとは考えていません。
人間がイエス・キリストをいちずに信じたら、イエス・キリストはその人間を神様に推薦します。そうしたら、神様はその人間に自分の魂の一部を分け与え、それを風に載せて人間に送り届けます。
原罪とは欲望を抑えられないことで、イエス・キリストはそのコントロールの仕方を人間に教えにきました。
明治初期に、キリスト教用語のFreedomに、仏教用語の自由を訳語としてあてはめました。キリスト教と仏教は宗教の教義の基本構造がまるで違うので、Freedomと自由の意味はかなり違います。
日本のマスコミは、「人種差別をするのは悪いことで、絶対にしてはならない」と信じ込んでいて、キリスト教の教義が人種差別を支えていることに気がついていません。
第二次世界大戦で多くの男性が亡くなったので、西欧政府が労働力不足を補うために、移民を歓迎していました。
アメリカのトランプ大統領は、世界のグローバル化によってアメリカ国民が被害を受けているので、今後はアメリカファーストの政策を行うことを約束し、...
グローバル化によって得をしたのは、企業の経営者や株主や彼らから資金を提供された政治家やマスコミ関係者だけで、先進国の一般国民は被害を受けただけでした。
そこでいっそのこと、世界中の文化・商慣習・労働慣行や法規制を統一して、一つの世界を作り出そうとアメリカの多国籍企業の幹部は考えるようになりました。