トランプ大統領は、就任後公約を実施した

トランプさんは、「アメリカ人有権者とのドナルド・トランプの契約」の中で、公約の実施を100日以内に行うと言っています。大統領権限の範囲内で出来ることはすぐ実施し、議会の立法処置が必要なことは、議会に法案を提出する、としているのです。

公約内容は、下記です。

1、減税によって中産階級を復活させ、企業を国内に回帰させる。
減税と規制緩和によって経済成長率4%を達成し、2500万人の新規雇用を創出する。
海外に生産を移転した企業の製品に新たに関税を課すことで、企業の海外進出を阻止する。

2、エネルギー政策を推進し、インフラを強化する
オバマとクリントンはエネルギー資源開発を邪魔したが、その規制を撤廃する。
向こう10年間に1兆ドルのインフラ投資を行う。
パリ協定から脱退し、温暖化対策費用数十億ドルの支払を中止して、この費用にあてる。

3、治安と憲法の支配を回復する
オバマ大統領により発せられた一切の憲法違反の命令を撤回する。
メキシコとの国境に壁を建設し、費用はメキシコ政府に払わせる。不法移民を国外退去させる。不法移民を匿う都市には、資金援助しない。危険地域からの移民は受け入れない

4、国家の安全保障を強化する
軍事力を再建する。サーバー攻撃から重要なインフラを守る。警察を強化する。

5、自国に不利な経済的取り決めを見直す
北米自由貿易協定(NAFTA)を再交渉あるいは廃棄し、TPPから脱退する。
支那を為替操縦国に認定する。

6、その他
ワシントンにおける汚職及び利益団体との癒着を一掃する。教育制度を改革する。オバマケア(公的健康保険制度)を廃止する。

トランプ大統領は、これらの公約をまじめに実施しました。「トランプ大統領は何をするか予測不能だ」と言う人は、彼が公約を実施するはずがないと思い込んで、公約の存在など念頭になかったからでしょう。