神道の言葉も日本語に入っている
仏教的な発想だけでなく、神道の発想も日本語に入り込んでいます。例えば、「春の息吹」「心の触れ合い」「誠」などがそうです。
仏教的な発想だけでなく、神道の発想も日本語に入り込んでいます。例えば、「春の息吹」「心の触れ合い」「誠」などがそうです。
「我を張る」「極端」「自由・平等」などは仏教用語です。
ほとんどの日本人は、基本的な宗教の知識がないために、自分の目の前で宗教的な発想に基づいて起きた事件を見ても、その意味が理解できません。その結果、今の日本社会には宗教的な行動などないと誤解をしています。
前回、外国だけでなく日本国内でも、何か事件が起きるとその背景には宗教的背景がある、という話をしました。しかし多くの日本人は、宗教的要因によっ...
日本人は、歴史的にかなり宗教的な民族です。平安時代から戦国時代にかけて多くの名僧が仏の教えを説いていました。幕末から明治維新にかけて、神道に基づいて明治維新を成し遂げました。
アジアの中で、国民全体が仲間となって助け合う(Freedomあるいは誠)という考え方を持っているのは、日本人だけです。だから日本だけが、19世紀の危機を乗り越えることができたのです。
孫文はかつての同志から「大ボラ吹き」と言われて嫌われていました。日本が相手にしなくなったので金に困った孫文は、資金欲しさにソ連の提案を受け入れました。
アメリカが支那の人権問題に介入する動きを見た日本人は、付和雷同して、日本も介入すべきだと主張し始めています。しかし、日本の誠には、わざわざ自分の方から押しかけて行って、邪悪な相手を叩きのめすという考え方はありません。
第二次世界大戦後の欧米や日本で、民族主義に反対するグローバル主義が強くなってきました。欧米と日本で似たような現象が起きていますが、その原因は...
キリスト教がいう「隣人」とは、人類全部という意味ではなく、「親しい仲間」という意味です。