渋沢栄一は、損得勘定だけで世の中を考えてはならない、と考えていた
軍事力や老人医療の問題など、金銭で評価できないが人間の幸福と不可分のことがたくさんあります。そういうことの大部分を経済学は考察の対象から外しているのが経済学の限界だ、と私は感じています。
軍事力や老人医療の問題など、金銭で評価できないが人間の幸福と不可分のことがたくさんあります。そういうことの大部分を経済学は考察の対象から外しているのが経済学の限界だ、と私は感じています。
昨年11月に、財界合同訪中団(経団連、日本商工会議所、日中経済協会の共催で、250人の経営者が参加)が、支那を訪問し政府の要人たちと会談をし...
キリスト教の信仰から生まれた自由と平等は、「国民は、たとえ血縁関係にない他人であっても仲間であり、互いに助け合わなければならない。仲間を正当...
嘉永6年(1853)にペリーが黒船に乗って日本にやってきてから明治10年(1877)に西南戦争が終わるまでの24年間、日本をどういう国にする...
支那の「宗族」は、共通の先祖(父方の)を持つ血族集団で、きちんとした系図(族譜)を持っています。メンバーの数は数千人になるものもあります。 ...
前回までに、日本人は儒教のことなどほとんど考えていない、ということを説明しました。 神道は日本人の考え方に決定的な影響力を持っています...
大日本帝国憲法は、7章からなっています。 第一章 天皇 第二章 臣民権利義務(自由・平等の権利と兵役・納税の義務) 第三章 帝国議会 ...
西欧留学から帰ってきた伊藤博文は、憲法草案を作り始めました。 彼を補佐したのが、井上毅と金子堅太郎です。 明治初期の司法省は、フランス...
伊藤博文は、長州の足軽出身で、明治政府の総理大臣も務め公爵にまでなった人物です。彼は物事の本質を見抜いて時代の先を見通す力があり、非常に有能...
日本は欧米列強と結んだ不平等条約を改正するためには、どうしたら良いかをいろいろ調べました。幕末には津田真一郎をオランダの大学に留学させ、また...