【動画】皇族の結婚② 自由と平等の誤解によって、問題が大きくなった
今回の結婚騒動の関係者は、自由と平等の誤解による被害者だと言えます。
今回の結婚騒動の関係者は、自由と平等の誤解による被害者だと言えます。
49回目の動画です。
43回目の動画です。
近年の日本人は、国家や社会を自分たちの力で変えられる組織だと考えるのではなく、川や岩のような自然物のような感覚で捉えているようです。
仏教は、大切なもの(家族、財産、地位など)が失われたときに感じる苦しみを避けるにはどうすればよいか、を教える宗教です。結論は簡単で、ものを最初から持たないようにし、ものを持ちたいという欲望を抑えればよいのです。経済的に豊かになり、周囲をもので囲まれた生活を送ることは、大乗仏教にとって望ましくないのです。
大乗仏教は、俗人を相手とする宗教なので、修業をしなくても「苦」から逃れることができるという教義を作りました。修業しなくても神や仏が助けてくれるから、苦から逃れることができる、ということです。
仏教は、キリスト教やイスラム教と比べてはるかに勢力が弱いのですが、それにもかかわらず世界の三大宗教のひとつに数えられています。それは、仏教が19~20世紀の西欧の思想界に大きな影響を与えたからです。
ものへの執着を断ちきれず、思い切って出家ができない人間が集まっているのが、現実社会であり国家です。国家には未熟な人間が集まっているので、国家は悪いことをするわけです。朝日新聞の主張は、まさにこれです。
敗戦後の学校が子供たちに、盛んに自由と平等の考え方を植え付けました。その解釈が仏教式だったので、日本人の発想が仏教式になってしまいました。
、「国家は悪いことをする」という仏教の浮世離れした発想で社会を考える姿勢が誤っていることを、国民の一人一人が自覚することが大切です。