毛沢東は、相手の弱点を握って服従させた
毛沢東以外の者は、相手の弱点を掴んで離さず、その古傷を暴いて相手を責めたてます。ところが毛沢東はそういうことをしないで普通に接してくれるので、毛沢東を頼るしかないのです。このようにして毛沢東は相手を服従させ、利用しました。
毛沢東以外の者は、相手の弱点を掴んで離さず、その古傷を暴いて相手を責めたてます。ところが毛沢東はそういうことをしないで普通に接してくれるので、毛沢東を頼るしかないのです。このようにして毛沢東は相手を服従させ、利用しました。
李志綏の周囲は、彼の家族的な背景と政治的な過去を攻撃し、党籍をはく奪しようとまでしました。ところが毛沢東は、「君はほんの餓鬼だった」「問題は真心だ」と言って、李志綏の過去の重荷を取り払ってくれました。彼は舞い上がってしまい、毛沢東のためならどんなことでもしようと決意しました。
『毛沢東の私生活』を読んでいくうちに、支那共産党の幹部が中南海にまとまって住んでいる理由が次第に分かってきました。支那人は組織で仕事をせず、人間関係で仕事をするのです。
李志綏は、自分のキャリアを一歩進めるために共産党に入党する手続きをとりましたが、経歴や家族に疑惑が多く、なかなか認められませんでした。
昨日までの二日間、『毛沢東の私生活』の著者である李志綏の青年期までを詳しく書いてきました。彼の生まれや育ち、さらにはキリスト教の信仰は反共産...
『毛沢東の私生活』の著者である李志綏は、アメリカ式の教育を受けたため、客観的な視点で毛沢東や支那を観察できました
李志綏著の『毛沢東の私生活』を読むと、支那人の発想法・ものの考え方・人間への接し方について、よく分かります。
道徳規範は、世界中のどの民族も同じです。しかしそれぞれの民族には伝統的な考え方があるので、道徳の具体的内容や優先順位は、それぞれ異なります。例えば、支那人の伝統的な道徳観は、同心円を描いています。自分が円の中心にいて、自分が一番大事です。
多くの日本人は、支那が日本にとって非常に危険であることを、認識していません。それは日本人が、「人間は結局みな同じだ」と思い込んでいるからです。そこから、話し合えば何でも解決する、と考えるようになります。
マスコミもまた、支那の真実の姿を報道していません。支那に不利な事実を報道すると、北京に駐在している記者が追放されるなど、報復されるからです。下世話な話ですが、新聞記者がハニー・トラップに引っかかっているケースもかなりあるようです。