国民を幸せするのは、自国優先主義
自国優先主義でないと、Freedomや誠の考え方は出てきません。国民全体が仲間であり互いに助け合おうというのが自国優先主義です。これにさらに「正しいことを行うためであれば、法律や社会的ルールを破っても良い」という考え方が加わったのが、Freedomや誠だからです。
自国優先主義でないと、Freedomや誠の考え方は出てきません。国民全体が仲間であり互いに助け合おうというのが自国優先主義です。これにさらに「正しいことを行うためであれば、法律や社会的ルールを破っても良い」という考え方が加わったのが、Freedomや誠だからです。
キリスト教は、信者を仲間だと考える宗教です。そして周囲をイスラム教などの異教に囲まれていたので、西欧人たちは、自分たちは同じ宗教を信じる仲間だという意識はありました。
社会主義は、何が正しいかは賢明な一人が決めるという独裁主義の考え方で、それが私有財産の否定や計画経済などの経済政策と結合したものです。したがって、それ自体は、自国優先主義でもグローバル主義でもありません。社会主義を主張した人や民族の性格によって、自国優先かグローバルか、が決まりました。
グローバル主義は、自国とその国民を優先しようとはしない考え方です。この考え方には、いろいろなパターンがあります。 自分は血のつながって...
アメリカ人は、国家は会員制のカントリークラブ(ゴルフ場)のようなものだ、と考えています。
アメリカのトランプ前大統領は、自国優先主義を主張していました。その具体策の一つとして、不法移民の侵入を阻止するためメキシコ国境沿いに壁を建設...
仲間を作って結束するということではすべての民族は共通していますが、その仲間の作り方や範囲は民族ごとに違います。仲間に関する考え方の違いは、その民族が国賓を遇するのを観察すると、よく分かります。
難民問題の本質は、「かわいそうな人たちを助けてあげる」ということではありません。彼らは自分たちで問題を解決するべきです。日本人が考えるべきは、「我々の仲間である日本人と日本の伝統を、難民からどのように守るか」です。
人道主義は「とりあえず命を救え」と主張するだけで、その後どうするべきかという考えがありません。非常に感情的で、この考え方に従っても問題を最終的に解決できません。
外国から移民が西欧に押し寄せて社会的に大きな問題が起きたことによって、多くの国民はキリスト教など伝統の文化を共有する同じ民族だけが仲間であり、その範囲のなかで互いに助け合おう、という考え方に戻りつつあります。