兵士の優劣もなくなる

日本製の品質が高いのは、それを作っている日本人の資質が高いからです。今まで人間がやっていた工程がロボットに置き換わったら、日本製と後進国製との品質の差がなくなってしまいます。

同じようなことが軍事面でも起きる可能性が大いにあります。戦前の日本軍は、10倍以上の兵力の支那軍を当たり前に撃破していました。日本兵が突撃すると支那兵は算を乱し、武器を捨てて逃げたのです。日本兵には「みんなのために自分が頑張って敵を打ち破らなければならない」という誠の心がありましたが、支那人には他人のために頑張るという発想がまるでありません。

最近になりロボット兵士の開発が各国で盛んにおこなわれています。日本製のロボット兵士と支那製のロボット兵士が戦うことになれば、ロボット兵士の性能と数によって勝敗が決まり、日本人の兵士としての優秀さは出番がなくなります。

このようにAI搭載のロボットが普及すると、日本人の誠実さという利点の出番がなくなってきます。

コンピュータ関係の技術者や学者は人間の能力とAIの能力を対比させていますが、AIが民族間の関係にも大きな影響を与えることに目を向けていません。アメリカの巨大IT企業の経営者や学者はグローバリストで、国境や民族の差を無くし世界中を均一にしようと考えているので、このような問題に注目しようとしていません。

AI搭載のロボット兵士や工場での生産ロボットが普及すると、日本と後進国との現場レベルでの技術力の差が無くなります。しかしマネージメントや改善レベルの業務は人間が引き続き行うことになるので、その部分で優位を維持しなければならない、と思います。

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