仏教の目的は、苦を逃れること
自分が大事にしている「もの」は必ず無くなってしまうので、ものを大事にしているといつか必ず「苦」を感じることになります。「苦」から逃れるには、最初からものを持っていなければいいのです。
自分が大事にしている「もの」は必ず無くなってしまうので、ものを大事にしているといつか必ず「苦」を感じることになります。「苦」から逃れるには、最初からものを持っていなければいいのです。
大乗仏教によって偏った主張や変な現象が起きているために、日本の国益が害されています。しかし「だから大乗仏教は悪い宗教だ」と短絡して考えるべきではありません。仏教の使い方が間違っている、と考えるべきなのです。
仏教は、キリスト教やイスラム教と比べてはるかに勢力が弱いのですが、それにもかかわらず世界の三大宗教のひとつに数えられています。それは、仏教が19~20世紀の西欧の思想界に大きな影響を与えたからです。
どの高校の社会科の教科書も、宗教の教義の説明はありますが、それが現代社会にどのような影響を持ち続けているか、は書いていません。
「どんな理由であれ、争いは良くない」と考える日本人が多いが、この発想は大乗仏教の教義から来ている、と私は書きました。これに対し昨日、日本太郎...
大学で仏教を勉強した末、「国家は悪いことをする」「どんな理由があろうとも、争いは良くない」「外国人も日本人も同じ人間であって、差別はいけない」という発想は、大乗仏教の教義から来ているということを、私は理解しました。
文民統制の意味を勘違いして、「首相や大統領など軍の最高司令官が軍人出身であってはならない」という意味だと思い込んでいる日本人が大勢います。アメリカなどは歴代45人の大統領の内8人が軍人あがりです。
日英同盟は、日本がロシアと戦争になった場合はイギリスは中立を守るという内容でした。日本が2国以上と交戦するようになって初めて、イギリスも参戦する義務がありました。日本は、まずは必死になって敵と戦わなければなりませんでした。これが世界の常識で、自分の国は自分で守るというのが大原則なのです。
「戦争が嫌だったら、軍備をしっかりせよ」ということを多くの優れた人たちが言っていますが、まさにその通りです。核兵器で攻撃されたくなかったら、日本もしっかりと核武装すべきなのです。
北朝鮮の核兵器を完全に廃棄させることができたとしても、支那やロシアの核兵器はそのままで、その筒先は日本の主要都市に照準を合わせています。これは将来の話ではなく、現に日本に向けられているのです。