イスラエルを見習って、急がば回れ
ユダヤ人は、70年間アメリカでロビー活動を続けています。70年前のアメリカ人は、中東の石油にしか関心がありませんでした。しかし今は、トランプ大統領がイスラエルの肩を持って、イランに喧嘩を売っています。
ユダヤ人は、70年間アメリカでロビー活動を続けています。70年前のアメリカ人は、中東の石油にしか関心がありませんでした。しかし今は、トランプ大統領がイスラエルの肩を持って、イランに喧嘩を売っています。
「日本人の誠心誠意行うという態度は、日本の誠という原則から来たもので、キリスト教のFreedomとよく似た考え方である」と説明します。アメリカ人はFreedomの原則に従って問題を処理しようとするので、日本人の提案に関心を持ち、また特に異存もないはずです。
アメリカ国内に、いわゆる従軍慰安婦像が作られています。「従軍慰安婦」問題は、朝鮮人がこれをどう考えているか、というのが問題の本質ではありません。アメリカでの評価が世界中に拡散し、さらに日本への圧力につながるのが問題なのです。
安倍首相は大統領就任式前にワシントンに行き、ニューヨークのトランプタワーに行って、トランプ氏と会談しました。これなどは見事なロビー活動と言っても良いと思います。
多くの市役所は、連邦資金の獲得が出来るか、各省庁の歳出法案のうちのどれに含ませれば実現するかを探るためにロビーストを雇っています。このように大学や自治体、警察などもロビーストを雇って利用しています。
ワシントン周辺で活動しているロビーストは約3万人と言われています。彼らは高給取りですから、仮に収入と経費を合わせて一人当たり年間5000万円と低めに想定しても、1兆5000億円になります。
「イラン核合意」に関するアメリカとイランとの紛争に関する前のシリーズの最後に、「安倍総理が両国の仲介を始めたのだから、この際日本は、アメリカ...
日本は、アメリカの国内問題に手を突っ込むことを今までしていないのですが、多くの国は厚かましくアメリカの内政に干渉しています。そこで日本も、敗戦後70年以上経過したので、そろそろ他国並みにアメリカの世論を誘導するという技術を磨き始めたらどうかと思うのです。
アメリカは、情報を公開し政策をオープンな場で議論できる国です。外国政府や外国人は、参政権を行使して直接アメリカの議会に影響を与えることはできませんが、さまざまな手段で国会議員に働きかけたり、世論に訴えたりすることはできます。
キリスト教は、「神が自分の願いを聞き入れてくれない」と人間が不満を言うのを非常に嫌い、このような考え方を「神を人間の召使とする誤った考え方だ」と批判しています。