支那人は、ロビー活動が得意です。世界中の大学構内に孔子学院を作り、その国の若者を洗脳しています。これに気づいたアメリカは最近になって、孔子学院を排除し始めました。日本人は、そもそもロビー活動とか相手国内で工作活動をするという発想がないので、支那の意図に気づかず、日本国内の孔子学院を放置しています。
南京大虐殺というウソを支那人の作家が『ザ・レイプ・オブ・南京』という小説にしてアメリカで出版し、それがベストセラーになりました。この場合、支那政府は直接表に出ず、支那人作家を手駒として使ってロビー活動をしたケースです。支那が買収したハリウッドの映画会社がこれを映画化する計画がありましたが、その後具体化していないようです。
アメリカ国内に、いわゆる従軍慰安婦像が作られています。「従軍慰安婦」問題は、朝鮮人がこれをどう考えているか、というのが問題の本質ではありません。アメリカでの評価が世界中に拡散し、さらに日本への圧力につながるのが問題なのです。
今後、特定の外国が日本を攻撃しようとする場合に、最も効率的だとして使われる可能性が高いのが、アメリカでのロビー活動です。その場合に相手が莫大な資金を使いプロのロビーストを雇って仕掛けて来ても、日本は必ずしも同じように金を使わなければならないということにはなりません。
日本が日頃から、アメリカ人に日本人の考え方を伝える努力を継続していれば、そのルートを使って金を使わずに対抗することができるのです。確かに日本の在外公館も日本文化の普及につとめていると思います。
それはそれで良いのですが、茶の湯や禅や観光地の宣伝だけでなく、日本人の宗教的な考え方・アメリカのキリスト教文化との違い・皇室とは何なのか・明治維新とは何だったのか・今の憲法は何なのか、などということも正確に伝える必要があります。
このような提案を日本政府は受け付けず、「特定の宗教活動に加担する恐れが否定できない」と言ってくるだろうと思います。今の日本では、政府が宗教的なことをすると批判されるので、このような活動に手が出せません。民間がこのような活動を少しずつやらなければならない、と考えます。