女系天皇容認論は、男女平等を皇室にも持ち込む議論
女系天皇容認論は、たとえ父親が天皇家の血筋でなくても、母親を通して天皇家の血筋を受け継でいるのだから良いという考え方です。すなわち男女同権を主張しているわけです。
女系天皇容認論は、たとえ父親が天皇家の血筋でなくても、母親を通して天皇家の血筋を受け継でいるのだから良いという考え方です。すなわち男女同権を主張しているわけです。
キリスト教は、神がその人間に授けた使命(役割)を果たさなければならないと教えます。神はある人間を国王になるように作り、別の人間を市役所の職員...
「男女平等の規定がある日本国憲法の方が、アメリカ合衆国憲法より進んでいる」と考えるべきではなく、「アメリカ軍が本国でも否決されたような条項を占領軍の立場を利用して日本に押しつけた」と判断すべきです。
まずは、アメリカは男女平等の国ではない、という基本的事実を押さえておく必要があります。これは抽象的な話ではなく、歴史的な事実です。
グローバル主義者は、「良い商品を安く供給すること」こそが人助けの行動だ、と解釈しました。そこで、良い商品を安く供給するという目的に反する人種差別や宗教差別をしてはならない、と考えたのです。
アメリカのグローバル主義は、Freedomを特殊に解釈した考え方であり、もとをたどればキリスト教の信仰から生まれたものです。その一方、日本のグローバル主義は、大乗仏教の考え方から生まれたものです。
グローバル主義は、アメリカが力で世界中に押しつけた考え方なので、アメリカの影響力が弱まるにつれてグローバル主義に反発する自国中心主義が各国で同時に強くなるのは、当然のことです。
アメリカは、支那を徹底的に追い詰めようとしています。それは支那の習近平主席が、トランプになめきった態度を示したことも一因です。トランプ大統領...
従来のグローバル主義と国益第一主義が激しく衝突したのが、2016年のアメリカの大統領選挙でした。トランプさんは共和党なので、グローバル主義者の多い民主党がトランプつぶしに励んだのは、当然でした。民主党だけでなく共和党の本流にもグローバル主義者が多数いました。
グローバル化したFreedomの考え方は、経済のグローバル化と人種・宗教差別反対がワンセットになっています。従って、経済のグローバル化を否定すると、自然に人種・宗教差別を主張するようになります。今後のアメリカはこの方向に向かっていくものと考えます。