支那人は相手を利用するだけで、同盟をまじめに考えない

支那人は、外国人に対しては全く役に立たない「孫子の兵法」を信奉して、外交戦略を考えています。最近も東シナ海や南シナ海を強引に支那の領海だと主張し、勝手に軍事拠点を建設しています。孫子の兵法に基づき、軍事力で東南アジア諸国や日本を威嚇して外交的な譲歩を得ようと考えたわけです。

ところが現実には、東南アジア諸国や日本は軍事力を強化し、日本やアメリカとの同盟関係を強化して支那に対抗しようとしており、支那はかえって孤立しています。

支那が相手国を威嚇するときに、「脅かされた複数の国がその恐怖感を共有し仲良くなって、共同して支那に対抗するようになるのではないか」ということを、本気になって考えないようなのです。

支那人も同盟を結びますが、相手を利用しようとしているだけで本気で同盟を望んでいるわけではありません。だから敵対する相手国の同盟関係もその程度のものだとなめてかかっているのです。

例えば、支那と北朝鮮は、「中朝友好協力相互援助条約」を締結しており、その第2条に、「いずれか一方の締約国がいずれかの国又は同盟国家群から武力攻撃を受けて,それによって戦争状態に陥つたときは他方の締約国は,直ちに全力をあげて軍事上その他の援助を与える」と規定されています。

今、現実にアメリカが北朝鮮を攻撃しそうな状況になっていますが、そうなっても支那は北朝鮮を助けてアメリカと戦う気は、まったくありません。日本もアメリカも世界中も、この条約があることなど、考慮していません。

支那人は外観ばかりを大事にし、「自分の心の中をさらけ出しお互いに共感して、互いに助け合う」という習慣がありません。だから共感して助け合うことによって大きな力がうまれる、ということを理解できず、このようなことになってしまうのです。