【動画】第101回 首相のブレインにソ連のスパイがいた
101回目の動画です。
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マルクス主義は、民族などというものは支配者が自分の都合の良いように作り出した幻想であり、そんなものは存在しない、と考えます。ソ連も民族を基礎...
尾崎秀実という朝日新聞に記者で近衛文麿首相の私的顧問だった者は、実はソ連のスパイだったのです。
近衛文麿は京都帝大教授の河上肇からマルクス経済学を学びました。川上肇はバリバリの共産主義者で、のちには日本共産党員になりました。近衛文麿は自分が名家の出身で金持ちであることを後ろめたく考えていて、マルクス系の社会主義に惹かれていたようです。
朝日新聞記者の尾崎秀実は、共産党員でソ連のスパイでした。時の首相の近衛文麿にも気に入られて側近になり、内閣の政策に大きな影響を及ぼしました。彼は日本を大規模な戦争に巻き込もうとしました。