戦前の日本人は、天皇の役割を理解していた
国家体制や法体系の根底には、宗教的な考え方があります。だから宗教的背景を考えないと、とんでもない誤解をします。女系天皇容認論も、宗教的背景をよく考えないから起きたものです。
国家体制や法体系の根底には、宗教的な考え方があります。だから宗教的背景を考えないと、とんでもない誤解をします。女系天皇容認論も、宗教的背景をよく考えないから起きたものです。
イエス・キリストはユダヤの始祖の子孫です。
85回目の動画です。
主権者は君主あるいは国民で、どちらであるにせよ主権者は人間だと考えるのが、世の常識です。ところが美濃部達吉博士は、国家という抽象的なものを主権者だと主張しました。なんとかして天皇陛下が主権者であることを否定したかったわけです。
福沢諭吉は、明治初期に『脱亜論』を主張しました。この論文の中で諭吉は支那と朝鮮を「悪友」と呼んでおり、日本がこれらの国と付き合いを続ければ、西欧列強は日本も彼らの同類だと誤解するだろうと考えました。「だから彼らとの付き合いを止めよう」というのが彼の結論です。
戦前の東京帝国大学に、美濃部達吉という憲法の先生がいました。彼はドイツに留学して、「皇帝機関説」という最新の学説を学びました。この学説を日本...