横須賀に行きました

最近、アメリカの空母や日本の護衛艦・イージス艦の話をしょっちゅうニュースで見聞きするので、軍艦に興味を持つようになりました。そして実際の軍艦を見てやれと思って、帝国海軍の本拠地だった横須賀に行ってきました。

「軍港めぐり」という湾内を巡行するクルーズもあるのには、びっくりしました。1時間弱横須賀湾内を観光船でぐるっと一周し、自衛隊の基地やアメリカの基地を海から見るのです。平日にもかかわらず一回のクルーズに200人ぐらい客が乗っていてかなり人気があります。

軍港というのは民間人がみだりに立ち入れず、うっかり写真をとると逮捕されると思い込んでいました。しかし横須賀では、観光船まで出ていて写真も撮り放題でした。

「こんなに開放的で良いのか?」と思って、軍事に詳しい友人に聞いてみたら、「軍事基地を秘密にするのは、軍備が貧弱なことが恥ずかしいからだよ。立派な軍備を持っている国は積極的に宣伝しているよ。税金で軍艦を作っているのだから、国民にきちんと見せるべきで、素人が見たところで機密がわかるわけではない。アメリカは原子力潜水艦に民間人を乗せて、クルーズをしているよ」ということでした。

アメリカの空母「ロナルド・レーガン」は北朝鮮沖に行っているので横須賀にはいませんでしたが、日本やアメリカのイージス艦、さらに日本の潜水艦がたくさんいました。観光船のガイドさんが様々な軍艦の説明をしてくれたので、よく分かりました。

日本はイージス艦を6隻持っていますが、アメリカには80隻あるそうで、イージス艦一隻の建造費は、1500億円です。

「軍港めぐりクルーズ」の後、日露戦争で活躍した戦艦三笠(1万5千トン)を見に行きました。現物を保存してあって、中に入って見学できるのですが、「意外に小さいな」と感じました。そのあと、横須賀名物の「海軍カレー」を食べて帰りました。

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