東京西郊にある深大寺に行ってきましたが、足を鍛えるつもりで6キロぐらいの道を歩いていきました。天台宗の別格本山ということでかなり寺格の高い寺院ですが、一般的には「深大寺ソバ」で有名です。
1時間半ほど歩くと向こうに「深大寺門前ソバ」という大きな看板が見えました。広い駐車場に車が満杯になっていて客が店から溢れて外に並んでいました。「これだけ繁盛しているからには旨いに違いない。昼を食べてから深大寺にお参りしよう」と考えて、このソバ屋に入りました。
かけソバが460円で、大盛りも割増料金なしなのです。少し料金が安すぎるので不安になりましたが、ちゃんと美味しかったです。家に帰ってからネットで調べたら、このお蕎麦屋さんは安いことでかなり有名だということが分かりました。
もっとも私は食べ物に好き嫌いがなく、どんな料理もおいしいです。小中学校の時の給食が美味しくて、これに文句を言う友達の気持ちが理解できませんでした。こういうわけで私の評価はあてになりません。
ソバ屋を出てから深大寺に着くまで、1キロぐらい歩きました。「門前」という言葉に私は騙されたわけです。本当の門前町には何軒か「深大寺ソバ」屋がありましたが、大盛りのかけソバが950円でした。
何と観光地ではソバ代が2倍なのです。私が入ったソバ屋の客はほとんどが地元の人で、旨くて安いところをちゃんと知っていたわけです。ものの値段の仕組みは、面白いですね。
「ゲゲゲの鬼太郎」の作者の水木しげるは深大寺のすぐそばに住んでいたそうです。だから門前の土産物屋に鬼太郎にちなんだ商品がいっぱいありました。「目玉おやじの串団子」もありましたよ。
今日は、いろいろと面白かったです。