自由や誠という考え方が身についている民族は、経済的に豊かで安全な先進国を作ることができます。他人どうしが助け合うことで効率の良い組織を作ることができるからです。
自動車産業を例に挙げてこのことを説明してみましょう。自動車産業が栄えている国は、日本・ドイツ・アメリカであり、次いでフランス・イタリア・イギリスで、すべて自由や誠の考え方が生きている先進国です。韓国にも自動車産業がありますが、これは先進国から技術指導を受けたり優れた部品を輸入してかろうじて成り立っているのであって、自立していません。
自動車は約3万点の部品から成り立っています。これらの部品が一つも欠けることなく不良品もなく組み立てラインにタイムリーに供給されないと、操業はストップしてしまいます。
多くの生産ラインで作業をしている者たちが、次の工程に支障が起きないように他人を助ける気遣いがないと、自動車産業は成り立たないのです。だから自由や誠という他人を助けるこころを持たない民族は、まともな自動車を作れないのです。
軍隊でも同じことが言えます。一つの部隊が戦うのを嫌がって逃げ出せば、敵はその弱点を狙って攻撃を集中するので、ついには味方が総崩れになります。命の危険にさらされても味方のために戦い続けるという気遣いを持った軍隊が勝つのです。
他人どうしが助け合おうという自由や誠の考え方によって、産業は栄え社会が安定します。
誠という考え方は日本の最大の財産です。これを失わないようにしなければなりません。支那や朝鮮からの難民を受け入れたら、日本人は誠の心を失ってしまいます。彼らを日本に入れてはなりません。