「人権活動家」が暗躍

朝日や毎日などの大手マスコミは、出入国管理庁の対応が悪いために、日本が大好きなスリランカ人女性が収容施設内で亡くなってしまった、という報道をしていました。しかし、この報道は重要な事実を隠し、一部ではウソをついていて、全体を見ると偏向報道です。

ウィシュマ・サンダマリさん(33歳)というスリランカ女性の同居人で彼女に暴力をふるった男性というのは、スリランカ人なのです。スリランカ人同士が日本で同棲し、男性の方が彼女を金づるにして暴力沙汰を起こしたのです。

ウィシュマ・サンダマリさんは、スリランカで借金をして日本で勉強するのに十分な金を用意して日本に来ました。ところが同居していたスリランカ人にお金を取られてしまい、語学学校に授業料を払うことが出来ず、学校を除籍されました。

すっかりお金が無くなった彼女は、「稼ぎが悪い」という理由で同居していたスリランカ人に追い出され、路頭に迷って警察に出頭したのです。彼女はすでに語学学校を退学していたので、日本の在留資格を失っていました。そこで彼女は、名古屋出入国管理局に引き渡され、そこの収容施設に入れられました。

収容中の彼女は、スリランカに帰りたがっていました。ところが疫病の流行で帰国できず、最終的に亡くなるまで半年ばかり収容施設で暮らしていました。その彼女に不法滞在者の支援団体が接近しました。その結果かどうかは分かりませんが、彼女は帰りたくない、と言い出したようです。

収容施設はもともと2~3週間程度の短期の収容しか予定しておらず、部屋は狭く設備も十分ではありませんでした。もしも疫病が流行っていなければ、とっくに彼女も国に帰っているはずでした。これが事実なのにもかかわらず、大手マスコミなどはこのような狭いところに入れたのはけしからん、と騒いでいるわけです。

収容施設内で彼女が消化器系の病気になったのですが、短期収容の施設ですから医者など常駐していません。そこで外部から医者を呼んで彼女を診察させました。結果的に彼女は亡くなりましたが、出入国管理局は一通りの医療行為をしています。大手マスコミなどは、「入院させなかった」と非難していますが、もともとこの収容施設は医療施設ではなく、できる範囲のことはしているわけです。このように、この事件の実態は、マスコミが騒ぐような内容ではありません。

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