「 諸行無常 」一覧

仏や真如などをおしゃか様は説かなかった

仏や真如などをおしゃか様は説かなかった

おしゃか様は、仏とか真如などというものを考えてはならない、と教えています。これらのものが確かに存在する、という証拠がないからです。それよりも、自分の心の中からものへの執着を消し去ることに努力を集中しなさい、とおっしゃっていました。

仏教の目的は、苦を逃れること

仏教の目的は、苦を逃れること

自分が大事にしている「もの」は必ず無くなってしまうので、ものを大事にしているといつか必ず「苦」を感じることになります。「苦」から逃れるには、最初からものを持っていなければいいのです。

大乗仏教は、修行しなくても心の持ち方が立派であれば良い、と考える

大乗仏教は、修行しなくても心の持ち方が立派であれば良い、と考える

仏教はもともと、ものを持たず山の中で一人で暮らすという生活スタイルをきっちりと守る宗教でした。ところが日本に入ってからは、生活スタイルを守らなくても、「心の持ち方」さえ立派であれば良い、というように変わっていきました。