自国中心主義は、キリスト教や神道から生まれた
キリスト教は、信者を仲間だと考える宗教です。そして周囲をイスラム教などの異教に囲まれていたので、西欧人たちは、自分たちは同じ宗教を信じる仲間だという意識はありました。
キリスト教は、信者を仲間だと考える宗教です。そして周囲をイスラム教などの異教に囲まれていたので、西欧人たちは、自分たちは同じ宗教を信じる仲間だという意識はありました。
キリスト教がいう「隣人」とは、人類全部という意味ではなく、「親しい仲間」という意味です。
西欧で民族が統一国家を作った18世紀以後は、同じ言葉を話す同一民族を仲間と考えるようになり、宗派が違っていてもキリスト教徒であれば良い、ということになっていきました