1960年代に、日本の社会主義は大乗仏教化した
1950年代の半ば頃から勢力を増してきた新左翼の主張は、「アメリカ帝国主義と日本帝国主義が悪い」、ということです。要するに、「国家は悪いことをする」ということで、大乗仏教の発想です。
1950年代の半ば頃から勢力を増してきた新左翼の主張は、「アメリカ帝国主義と日本帝国主義が悪い」、ということです。要するに、「国家は悪いことをする」ということで、大乗仏教の発想です。
アメリカは本来豊かな国です。ところがFreedomの考え方から戦争ばかりしていて、エネルギーを浪費し、他民族の恨みを買っています。またFreedomの考え方から、人種差別と宗教差別を行っているために、アメリカ人自体が分裂する傾向にあります。
パレスチナの領有を巡るイスラエルと周辺のイスラム教国との間の争いは、他国どうしの問題であり、アメリカの国益には関係ありません。ところがアメリカはイスラエルに一方的に肩入れして、中東全体に紛争を起こしています。「イラクは大量破壊兵器を持っている」とウソまでついてフセインのイラクを潰したために、数十万人の死者が出てイラクはガタガタになっています。
アメリカは自由の国ですが、自由の内容は時代と共に変遷しています。移民が始まった当初は、「イエス・キリストと同じ心を持った人」でなければ、まと...