ルターの「律法からの自由」とミルのFreedomは同じ考え方である
ルターのいう「律法からの自由」は、「イエスを信じているために神によって心を清く正しくされたキリスト教徒」が前提条件になっています。即ち、キリスト教徒でない者には「律法からの自由」を認めません。その考え方をミルは、「野蛮人や子供にはFreedomを認めない」とはっきりさせたのです。
ルターのいう「律法からの自由」は、「イエスを信じているために神によって心を清く正しくされたキリスト教徒」が前提条件になっています。即ち、キリスト教徒でない者には「律法からの自由」を認めません。その考え方をミルは、「野蛮人や子供にはFreedomを認めない」とはっきりさせたのです。
明治初期の日本人は、政府高官も自由民権論者も多くの一般人も、自由主義を原則として国家を運営していこうとしていました。ただし政治的な自由の実施...
軍事力や老人医療の問題など、金銭で評価できないが人間の幸福と不可分のことがたくさんあります。そういうことの大部分を経済学は考察の対象から外しているのが経済学の限界だ、と私は感じています。