本当の支那人 その2

6、ミッションスクールだけでなく、教団の経営する病院も「帝国主義の手先」として、支那人学生の焼打ちに遭うことが珍しくない。布教活動をせず地域住民の健康を考えている病院が焼打ちにあっていることは、アメリカでは知られていない。

アメリカ人には「お世話になっています」という気持ちがあるが、支那人は恩義を感じることが全くない。宣教活動が失敗する一因は、このあたりにある。こういう実情に憤慨してアメリカに帰る者もいるが、「イエス様の教えを守り、右の頬を打たれたら左の頬を出そう。ああこれでも足りない」と頑張る者もいた。

7、国民党政府は、外国人・キリスト教宣教師を「帝国主義の手先」として非難している。この政府の影響によって、学生や民衆がアメリカ人を虐殺している。高齢の二人のイギリス人女宣教師が追いはぎに捕まり、「帝国主義者」にされて殺された。国民党はこの事件に対し、何もしなかった。

宣教師は、クリスチャンに対する大々的な虐殺・略奪がしばらく鳴りをひそめると、「とうとう支那人もキリスト教徒になってくれた」と喜びの声を上げる。しかし民間の外国人は、「元の支那人にすぐに戻るよ」と言う。

8、メキシコ人にも悪党が多いが、勇者・愛国者も大勢いる。ところが支那にはこれがない。支那人には、「お国のため」という気持ちがなく、自分と身内のことしか考えない。

以上のように、『暗黒大陸 中国の真実』の一部を紹介しました。本当のことを知らず支那人に好意的なアメリカ人が多いのですが、この点は日本人も同じようなものです。

但し、日本人とアメリカ人では、その根本にある発想が違います。アメリカ人は、支那人とアメリカ人は違うということを分かっています。キリスト教は異教徒に宣教活動をすることを重視しているので、支那人への宣教活動に人と金をつぎ込んでいるのです。実際にはその効果が全然ないのですが、宣教師自身がこのことを認めることができず、事実を明らかにしないわけです。

多くの日本人が支那人に好意的なのは、「大アジア主義」から来ています。「日本と支那は、漢字・儒教・仏教など共通している文化が多く、互いに理解しあえる」という誤解がもとにあるのです。

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