これからいわゆる従軍慰安婦問題について書いていきます。この問題は皆さんもすでにかなりのことをご存じだと思いますので、さらに私が詳しく説明するつもりはありません。従軍慰安婦が自発的な売春婦であって日本が強引に朝鮮女性を「性奴隷」にしたわけではないことは、すでにはっきりしています。
彼女らが「性奴隷」でなかったことは、日本政府の関係者は最初から分かっていました。また朝鮮(韓国)の政府関係者も最初からこのことを知っていました。それなのに日本政府は、日本が朝鮮女性たちに強制したことを認めてしまいました。なぜ日本人はこのようなことをしてしまったのでしょう。韓国の政府関係者は、積極的にウソをついて日本から金を巻き上げようとしました。このような連中に対して、日本はどういう態度をとるべきなのでしょう。 このような視点からこの問題を考えていこうと思っています。
まずは、事実関係を簡単に確認することから始めます。
日本帝国陸軍の兵士を相手にしていた従軍慰安婦の多くは日本人で朝鮮人はわずかしかいませんでした。彼女たちは歩合制で日本軍から給料をもらっていて、稼ぎの良い慰安婦たちの月収は、日本軍の中将より多かったのです。
従軍慰安婦を日本軍に世話する業者がいて、彼らは朝鮮の村々で女性たちを募集していました。朝鮮の農民はみな貧しくて積極的に娘を金になる慰安婦にしたがったので、日本軍が無理矢理に彼女たちを慰安婦にする必要はまるでありませんでした。日本軍がしたことは、従軍慰安婦たちに対して商売の場所を提供したこと、性病などの検査を行ったこと、彼女たちに出来高払いでお金を払ったことだけでした。
この程度のことは当時の世界中の軍隊が行っていました。朝鮮戦争当時の韓国政府も、女性たちを募集してアメリカ兵用の従軍慰安婦にしていました。戦前の日本軍よりも従軍慰安婦の行動を厳しく制限していたので、こちらの方が「性奴隷」の名称にふさわしいようです。またベトナム戦争のときに韓国は軍隊をベトナムに派遣し、ベトナム女性を多数強姦し従軍慰安婦にしました。
従軍慰安婦は性奴隷だったというウソは、下記の経緯で作られました。
1977年3月 吉田清治が『朝鮮人慰安婦と日本人』を出版し、吉田自身が朝鮮人を強制連行し慰安婦にした、とウソを書いた
1982年9月 朝日新聞が吉田のウソの証言を記事にし、日本中に広めた
1993年8月 河野洋平官房長官がいわゆる「河野談話」を発表し、日本軍が朝鮮人を強制連行して従軍慰安婦にしたことを認めた。これによって世界中にウソが広まった
2014年8月 朝日新聞が32年前の「吉田証言」の記事を撤回した