民主党のバイデン政権は、メキシコからの不法移民を取り締まらずに積極的にアメリカに入国させ、将来的には居住権と選挙権を与えようとしています。不法入国で逮捕された人数は2月で17万人、3月で20万人以上です。これは国境で捕まった数だけですから、逮捕されずにすり抜けた者が3割ぐらいいるようなので、3月の実績は26万人以上です。
これに対して南部諸州の共和党知事たちは、連邦政府を相手に裁判をすると同時に、公衆衛生法の第42条で対抗していました。公衆衛生法第42条は、伝染病を持つ可能性がある外国人の入国を禁止することができるという内容です。南部諸州の知事たちは、この法律を武漢肺炎に適用して、不法移民の80%に難民申請をする時間を与えずに、国境で追い返していました。ところがバイデン政権は、この法的処置を5月23日に廃止することにしてしまいました。
この条項が廃止されると、毎月の不法入国による逮捕者は50万人を超えるとみられています。せっかく逮捕してもすぐに釈放されるので、結局アメリカに住み着いてしまいます。これ以外に逮捕されなかった者たちが毎月10万人以上いるわけです。
逮捕者の中には、指名手配されている者・テロリスト・違法薬物業者・性犯罪者が大勢含まれていて、南部州では治安が悪化しています。テキサス州だけで、3億人の致死量の違法薬物が昨年1年間で押収されました。
今のアメリカは、ウクライナなど他国の心配をする余裕などないはずなのに、さらに不法入国者を増やそうとしています。民主党はこれだけ無理をして、自分たちの得票数を増やして政権を維持しようとしているわけです。
メキシコと国境を接するテキサス州のアボット知事(共和党)は、頭に来てしまい、バイデン政権によって中止させられた国境の壁建設を独自に再開しました。さらに「Lone Star作戦」を始めました。不法入国で逮捕された越境者たちを900台のバスに乗せて首都ワシントンの国会議事堂の階段に送りつけることを思いついたのです。
4月13日に、その第1陣がワシントンに到着したそうです。まさか本当にやるとは思っていなかったバイデン政権は焦っているようです。
いま、世界中はウクライナ戦争で話題が持ち切りになっていて、多くの日本人はプーチンの頭はおかしいと思っています。プーチンの頭がおかしいと感じるだけの考える力があるのであれば、バイデンも同じぐらい頭がおかしい、と思うはずです。もしもそう思わないのであれば、マスコミによって洗脳されている可能性があります。