私は車の運転ができないので、その代わりにひんぱんに自転車に乗っています。今は普通のママチャリに乗っていますが、マウンテンバイクやタイヤの太い頑丈な自転車を使っていた時もありました。電動自転車を使う気は、まだありません。
家内のお供でブランドの服の店に行ったとき、150万円の自転車を売っているのを見て、びっくりしました。ベンツの自転車でさえ、20万円ぐらいなのに、高すぎます。
新しい自転車を買おうと思い、大きな自転車屋に行きました。3万円ぐらいの国産のママチャリを探したのですが、ついでに2万円ぐらいの韓国製の自転車も探してみました。
店員がいうには、韓国は自転車を少ししか生産しておらず、日本にも入っていないそうです。
韓国人はあまり自転車に乗らないということを聞いて、その理由を調べてみました。
日本にはいま、7200万台の自転車がありますが、韓国には1000万台しかありません。一人あたりの自転車数は、日本が0.67に対し韓国は0.14です。ちなみにオランダは1.11。
呉善花という済州島生まれで日本に帰化した学者は、「韓国人は、自転車にのるとみじめに感じる。ペダルを踏んで労働することなど、奴隷がすることだと思っている」と分析していました。軽自動車にも恥ずかしくて乗らないとのことです。
両班(朝鮮の貴族階級)は儒教の本を読むだけで、肉体労働などしません。朝鮮人はみな、自分が両班だと思っている、少なくともそうなりたい、と考えているのですね。
呉善花のユーチューブ動画『日韓比較文化レポート』は、なかなか面白いですよ。