江戸時代の日本人は、支那を「聖人の国」だ、と誤解した
江戸時代に至っては、幕府は日本人の海外渡航を全面的に禁止したので、情報は本に書かれていることに限られていました。儒教の本には、「支那は極めて危険な国だ」などとは書かれていません。それとは反対に、「道徳を守る聖人でなければ、皇帝になる資格はない」などと書かれています。これを読んだ江戸時代の日本人は、「支那は聖人の国だ」と思ってしまったのです。
江戸時代に至っては、幕府は日本人の海外渡航を全面的に禁止したので、情報は本に書かれていることに限られていました。儒教の本には、「支那は極めて危険な国だ」などとは書かれていません。それとは反対に、「道徳を守る聖人でなければ、皇帝になる資格はない」などと書かれています。これを読んだ江戸時代の日本人は、「支那は聖人の国だ」と思ってしまったのです。