【動画】第15回 Freedomの導入5 「自由之理」その1
中村正直は明治5年に『自由之理』という本を出版し、ベストセラーになった。これはイギリスのジョン・スチュアート・ミルが書いた『On Liberty』の翻訳書である。これを読めば、当時の日本がなぜ必死に文明開化を推進したのかがよくわかる。
中村正直は明治5年に『自由之理』という本を出版し、ベストセラーになった。これはイギリスのジョン・スチュアート・ミルが書いた『On Liberty』の翻訳書である。これを読めば、当時の日本がなぜ必死に文明開化を推進したのかがよくわかる。
ミルは、効用という基準で倫理問題を判断しなければならない、と主張しています。つまり、個人の行動が他の人々の利害に関係するときは、個人の自発性...