人種差別撤廃が絶対に正しい、とは欧米人は思っていなかった
欧米キリスト教社会の平等は、人間の不平等を前提にしています。キリスト教は、「神はそれぞれの人間になすべき使命を授け、それを成し遂げるために必要な能力や権限を与えた」と考えます。使命が人間によって異なるので、その達成のために必要な能力や権限も当然ながら異なります。
欧米キリスト教社会の平等は、人間の不平等を前提にしています。キリスト教は、「神はそれぞれの人間になすべき使命を授け、それを成し遂げるために必要な能力や権限を与えた」と考えます。使命が人間によって異なるので、その達成のために必要な能力や権限も当然ながら異なります。
100年前に日本が人種差別撤廃を主張したために、欧米諸国は改めて日本が異分子だということを認識しました。一方日本国内では、欧米列強が日本の提案を拒否したことで、白人に対する敵愾心が増しました。