世界中がものすごい勢いで不安定で危険な状態に向かっているので、憲法9条の改正など必要な政策を実現していかなくてはならない、と私は考えています。普通の国なら当然すべきことをしようとするだけですが、これに対して常軌を逸した極端な反対運動が起きています。
反対派は日本人の安全を確保する具体策をもっているわけではなく、現実を受け入れられなくなっているようです。彼らの言い分を良く聞いてみて分かってきたのですが、彼らの心の底には、「国家は悪いことをする」「人類みな兄弟」「誠意は必ず通じる」という思い込みがあります。
これらの思い込みは、明らかに仏教の教えの影響を受けています。仏教は出家して社会から離脱することを理想としているので、発想がどうしても「浮世離れ」してしまうのです。戦後の歪みを治そうとする政策に反対している人たちは無意識のうちに、日本人の心に染みついた仏教の発想で社会を考えています。
仏教の教えは浮世離れしているので、昔の日本人は仏教の教えで現実社会を考えようとしませんでした。しかし戦後になってそのような常識が失われ、浮世離れした政治的意見が勢力を得、最近はますますその動きが過激になっています。
「自国民を優先する」というのが憲法の基本的な原理です。どこの国の憲法も、外国人と自国民を同列には扱いません。さらに、「国民を幸せにするために強力で正しい国家を作り、国民が互いに助け合おう」というのが、自由の考え方です。
「国家は悪いことをする」「人類みな兄弟」という考え方は、憲法や自由・誠に反しています。だから「日本を愛する」「日本の国益を優先させよう」という主張こそが、正論なのです。ところが今の日本には正論を素直に言えない雰囲気ができています。「愛国者」という言葉は、アメリカでもどこの国でも相手に対するほめ言葉なのに、日本ではこの言葉に危険を感じる人が多くいます。
「日本を愛する」「日本の国益を優先する」と正面切って言う日本人があまりいないので、私はあえて「愛国宣言」をして、この考え方を強調します。
またこれからも、愛国者の立場からこのブログに記事を書いていきます。