日本は人種問題に深入りすべきでない

日本は人種問題に深入りすべきでない

日本人は、キリスト教の発想を理解できないので、アメリカの人種差別の構造を理解できません。日本人は、人種差別は100%悪いことだ、と信じて疑いません。黒人を差別し奴隷にした白人のキリスト教徒にもそれなりの理屈や善意があったのだ、ということが理解できません。

アメリカの人種差別は、彼らが作り出した問題

アメリカの人種差別は、彼らが作り出した問題

将来どのようなことになるかを考えず、無秩序に移民を受け入れたためにこのような事態になったわけで、いわばアメリカ人の自業所得です。文化的な伝統も言葉も違う雑多な移民を結束させるには、キリスト教の信仰は役に立ったと思います。そのキリスト教が人種差別を煽るという皮肉なことになったわけです。

人種差別の歴史

人種差別の歴史

アメリカ北部に移住した白人は、家族で農業を営みました。黒人奴隷は不要だったので、奴隷を禁止し、むしろ異質な黒人を排除しようとしました。これに対して南部は、綿花栽培など労働集約型の農業が盛んだったので、黒人奴隷の需要が多く、奴隷制が確立しました。