人種差別撤廃が絶対に正しい、とは欧米人は思っていなかった

人種差別撤廃が絶対に正しい、とは欧米人は思っていなかった

欧米キリスト教社会の平等は、人間の不平等を前提にしています。キリスト教は、「神はそれぞれの人間になすべき使命を授け、それを成し遂げるために必要な能力や権限を与えた」と考えます。使命が人間によって異なるので、その達成のために必要な能力や権限も当然ながら異なります。

昭和天皇は、大東亜戦争の原因は日本が人種差別撤廃を主張したことにある、と考えておられた

昭和天皇は、大東亜戦争の原因は日本が人種差別撤廃を主張したことにある、と考えておられた

1918年、第一次世界大戦後のパリ講和会議において、国際連盟の規約に人種差別の撤廃を明記するべきだ、と日本が主張しました。この提案は、イギリスの自治領だったオーストラリアやアメリカ議会の強硬な反対で否決されました。

移民による西欧の惨状

移民による西欧の惨状

西欧は、移民の資質をチェックせずに誰でも移民として受け入れたために、母国の言葉や習慣を保持したままの移民が増えてしまいました。また移民に自国の言葉と文化を教え、自国に愛着を持たせようという方策も採りませんでした。