最近まで、アメリカ人は支那をかわいそうな国だと思っていた

アメリカのトランプ大統領は、アメリカにとって最も危険な国は支那だ、と考えています。だから支那からの輸入品に高関税をかけたり、技術移転を阻止したりして経済的に疲弊させ、ひいては軍事力を低下させようという戦略をとっています。

彼は北朝鮮の核兵器開発を廃棄させようとしていますが、それが出来れば北朝鮮は軍事的に無力になり、支那とアメリカの間の緩衝地帯になります。そうなれば、南朝鮮の存在価値が大幅に減るので、アメリカは軍を撤退し、その後朝鮮半島全体に対する関心を失っていくでしょう。南朝鮮のでたらめぶりを見て、アメリカは南朝鮮を見放しているようです。

アメリカの大統領はよほどのことがなければ二期目も再選されるので、トランプさんはあと6年半以上の間、アメリカの大統領を続けるでしょう。日本やアメリカのマスメディアはトランプさんを変人扱いして喜んでいますが、今までの実績を見ると相当に有能で、国民の支持もあります。

一方、支那の習近平主席も、憲法を改正して国家主席の任期の制限を撤廃しました。こちらの方も独裁者としてこれから長期間頑張るつもりのようです。彼は自分の地位を守るために強い指導者を演じなければなりません。つまりこれから6年以上、この二つの国は激しく対立する、ということです。

今まで両国がこのような関係になったことはありません。19世紀中ごろまで両国は、何の関係も持っていませんでした。19世紀の終わりにアメリカが強国になった時には、支那は軍閥が入り乱れていて国家の体をなしていませんでした。

アメリカが支那と接触を始めた時、黄河流域はイギリス、揚子江から南はフランス、福建省は日本というように、列強は支那の一部を自分の縄張りにしていました。遅れてきたアメリカは仕方がないので、列強の縄張りを否定して支那を独立国扱いし、「門戸開放」を主張しました。アメリカは支那の味方として登場したのです。

毛沢東が支那を統一した後も、経済的・軍事的にアメリカに格段に劣りけんか相手になりませんでした。つい30年ぐらい前まで、アメリカ人にとって支那は、共産主義という誤った道に入り込んでしまった、かわいそうな国だったのです。

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