キリスト教と神道

イエス・キリストは、名君だったダビデ王の子孫で、キリスト教の神の言葉を預かりそれを一般の人に伝える偉大な預言者です。

天皇陛下は、名君だった神武天皇の子孫で、天照大神の言葉を預かりそれを一般の人に伝える偉大な預言者です。

上記のように、イエス・キリストと天皇陛下の役割は非常に似ています。またキリスト教と神道は、人間が社会生活の中で他人に対してとるべき態度として同じことを言っています。

キリスト教のFreedom、Liberty(自由)と神道の誠は同じ考え方です。
キリスト教のEquality(平等)と神道の平等は同じ考え方です。

伊藤博文は、イエス・キリストと天皇陛下の役割が同じことに着目して、明治21年に次のように演説しました。

「西欧の憲法はキリスト教を基軸にしている。基軸がなければ憲法は機能しない。日本では、天皇陛下をキリスト教の代わりに基軸にすべきである」

また、大日本帝国憲法の告文には、キリスト教の自由・平等と同じ考え方が日本の神道の伝統にもあった、と書かれています。

「この憲法は、皇祖皇宗が子孫に残した統治に関する教えを具体的な形にしたものに他ならない(此レ皆皇祖皇宗ノ後裔ニ貽シタマヘル統治ノ洪範ヲ紹述スルニ外ナラス)」

欧米の憲法が規定している自由平等と同じ内容を大日本帝国憲法が規定したので、欧米列強は日本を文明国だと認めました。そして不平等条約の改正に応じ、日露戦争では日本を応援しました。

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