安部下ろしとトランプ下ろしは連携している

二年前の集団的自衛権関連法案の国会審議の頃から、ヒステリックに安部首相を非難する「安部下ろし」が激しくなりました。ちょうど同じころにトランプ氏がアメリカ大統領選挙に立候補し、「トランプ下ろし」が始まりました。以後今まで、「安部下ろし」と「トランプ下ろし」が絶えることなく続いています。

「安部おろし」は朝日新聞やNHKなど大手マスコミと野党が力を入れていますが、「トランプ下ろし」もニューヨークタイムスやCNNなど大手マスコミと民主党が行っており、非常に似た現象が起きています。実は似ているどころの話ではなく、日本のマスコミとアメリカのマスコミは連携しています。朝日新聞社の本社ビルの中にニューヨークタイムスの日本支局が入っているのです。

朝日新聞が自社の記事に箔を付けたかったら、その内容をまずはニューヨークタイムスに掲載させ、次に「ニューヨークタイムスにこのような記事が掲載されました」といって、朝日新聞にその記事を載せるのです。
ちなみに、NHKの本社ビルの中に中国中央電視台の日本支局が入っています。

安部首相は現実的に日本の国益を守ろうとしているので、「日本ファースト」の政策を採っています。トランプ大統領も、「アメリカファースト」を公約に掲げていました。これに対して反対派は、「自国民優先はよくない」「国益のために戦争をすることは良くない」「地球上の民族はみな仲よくすべきだ」と主張しています。この点で、安部首相とトランプ大統領は共通しています。

「安部下ろし」をしている大手マスコミや野党は、森友や加計などもともと政治問題になりようがないことを不当に問題視して安部首相を追及しています。「トランプ下ろし」の最新のテーマは、「ロシアゲート問題」です。「トランプ氏が大統領選挙を戦っている最中に、ロシアからこっそりと選挙に関する支援を受けた」、とマスコミや民主党、さらにはトランプ大統領に解任されたFBI元長官のコミー氏が、主張しています。

ところがアメリカ上院に呼ばれてこの問題を証言したコミー氏は、トランプ政権がこの問題に関与しているとは一言も言いませんでした。さらに「トランプ大統領からの捜査妨害はなかった」とはっきり言っています。「安部下ろし」も「トランプ下ろし」も、火のないところに無理に煙を出そうとしているだけなのです。

このように「安部下ろし」と「トランプ下ろし」には共通するところが多くあります。

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