日本が朝鮮に毅然とした態度をとらなかった理由

呉善花教授は、「朝鮮人は日本と70年戦争を戦ったと考えている」と書いています。1875年の日本との江華島における砲撃から、日朝修好条規、日清戦争、日露戦争、日韓併合、1945年日本の敗戦まで、日本は朝鮮を侵略し続けたというのです。

朝鮮人は日本に対し、謝罪と賠償を求めているのですが、その真の目的は「日韓併合をもたらした日本人の侵略的で野蛮な資質を、日本人に自覚させること」だと呉善花先生は説明しています。確かにこの説明は、朝鮮人が同じ非難を何度も繰り返し、ゴールポストを勝手に動かすという事実と、符合します。

宮脇淳子先生の説明と呉善花線背の説明は、どちらも説得力があります。その上で、日本人が朝鮮人に毅然とした態度をとらないために、朝鮮が付け上がっていることにも原因がある、と私は考えています。

日本人が毅然とした態度をとらない理由は次のような理由からだと考えます。

1、幕末に、欧米列強に対抗するために日本は支那や朝鮮と同盟を組むべきだ、という大アジア主義が生まれた。この思想から未だに脱却できていない日本人は多い。同盟を結ぶべき相手に対してはその言い分を聞いてやるべきだ、と考えてしまう。

2、日本人は、千年以上の間、支那人や朝鮮人と接したことがなく、文献を読んでいただけである。文献には、儒教・仏教・漢字など日本と共通する文化が書かれているから、文化的に同じであり、互いに理解し合えることが出来ると誤解した。

3、日本に根付いている大乗仏教は、人間はみな同じで考えていることや性格に違いはない、と教えている。そこから日本人は、支那人や朝鮮人が考えていることは日本人と同じだ、と思い込んでいる。しかし、支那や朝鮮では仏教は衰微しており、日本人と自分たちが同じだなどとは考えず、自分たちより劣った野蛮人だと考えている。このような違いを理解していないので、上記の1、2の誤りが強まった。

4、日本国憲法第9条があるために、軍事力を背景に外交することができないため、日本の外交が弱腰になっている。そのために朝鮮人の増長を懲らすことができない。

以下はひと続きのシリーズです。

11月9日 敗戦後に、手のひらを返したように、朝鮮人は反日になった

11月10日 朝鮮人は、数々の不法を行った

11月11日 国家間の事件には時効がない

11月12日 アメリカ軍は、朝鮮人が自立できないことを知っていた

11月13日 南朝鮮は、日本に逃げてきた済州島民の引き取りを拒否した

11月14日 毛沢東は、自分に反抗的な軍人を始末するために、朝鮮戦争に参戦した

11月15日 朝鮮戦争当時の指導者は、個人的な利益のために戦争をし

11月16日 アメリカの支配者は、朝鮮戦争に勝つことを望んでいなかった

11月17日 朝鮮戦争後、南北の指導者は独裁者に戻った

11月18日 朴正煕大統領は、アメリカに殺されたらしい

11月19日 なぜ朝鮮人は反日なのか、専門家の意見を紹介する

11月20日 日本が朝鮮に毅然とした態度をとらなかった理由

11月21日 実務を行っていた「親日派」を弾圧するわけにはいかなかった

11月22日 軍人政権時代は、南朝鮮の独立は自らが勝ち取ったものではない、と分かっていた

11月23日 為政者を選挙で選んだからといって、先進国になれるわけではない

11月24日 朝鮮は、民主国家になる二つの条件の両方を欠いている

11月25日 朝鮮人は、朝鮮は世界の中心だ、と考えるようになった

11月26日 南朝鮮人は、「南朝鮮は堕落したが、北朝鮮は伝統を守っている」と思っている

11月27日 日本人と朝鮮人は、専制に対する感覚が違う

11月28日 アメリカも日本も、南朝鮮に疲れてきた

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする